尊敬する人物

Quick Japan vol.2 no.1

正直「尊敬する人物」ってあんまりいないんですが、誰か一人を挙げろと言われればこの人かもしれません。
今「おふくろさん」で森進一とモメているようですが、とても残念です。どこでどう話がこじれちゃったんでしょうね。こういう話はあまり好きではないので深く追ったりはしませんが。

川内康範氏を知ったのは「クイック・ジャパン」創刊2号、竹熊健太郎氏のインタビュー記事でした。戦争前後のもの凄い時代に青年期を過ごした川内氏のエピソードの数々は、当時フリーターで何となくフラフラしていた自分にもの凄い迫力で迫ってきました。一人の人間に対するインタビュー記事でこれほど内容の濃いものは今でも見たことがありません。川内氏の経歴・人柄もさることながら、竹熊氏の聞き手としての知識と見識は素晴らしいものだと思います。
その記事からもう12年。川内氏はご健在ですが、病気療養中という話もあり、あまり怒らせるようなことはしないで欲しいのですがね。。。

そのインタビューが掲載されている「箆棒な人々―戦後サブカルチャー偉人伝」という本が今度再販になるそうです。未読の方はぜひ。ちょっと人生を考えさせられます。

余談:
「クイック・ジャパン」はエヴァにハマった時に庵野秀明インタビューの号から読み始めて、バックナンバーを通販で集めて編集長が替わっていまいち面白くなくなる頃まで読んでたんですが、創刊準備号だけ手に入りませんでした。未だに「9の字事件」の真相が気になって仕方ありません。
・・・と思ったけど今はGoogle先生がいるんだな。謎は謎のままにしとこう。。。

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