もう1週間たってしまいましたが、8/25にWebSig24/7のIA分科会(第2回)に行ってきました。
スピーカーはネットイヤーグループの坂本貴史さん。サイトストラクチャの構築についてグループワークを中心に行う、という内容で、そのテーマとして、水産庁のサイトのサイトストラクチャを考えます。(水産庁サイトはその後リニューアルしていて、当日使ったサイトはこちらになります)
宿題が出ていて、このサイト利用者のペルソナを作ってくることと、必要な道具について考えて用意してくること、とのこと。
いろいろありすぎてうまく纏められないので、グループワークの部分に特化してお届け。
- 6人1チーム。
- 自己紹介
- まず正面の人同士で自己紹介(1分ずつ)。
- 全員にその人を紹介する(30秒×6)。
- その後、「せーの」でリーダーを指名する。
- とりあえずワイヤーフレームと、大まかなカテゴリわけ、ハイレベルサイトマップを作りましょうという話になった。
- まずは情報のグルーピング。
- おそらくサイト内を精査すればもっと上位階層に出すべき情報があるはずだが、今回はそんな時間はない。トップページに並んでいるメニューをグループ分けする。
- そもそもペルソナを適用するには向かないサイトなのでは?
- 官公庁として見せるべき情報を提供する→ペルソナはそのチェックツールとして利用。
- 基本的にサイト内の情報の整理。その上で足りないものや便利な機能を付けましょう。
- 付箋にメニュー項目を書いて机の上で分類。
- ペルソナはそれぞれが持ち寄った中から、「学生でレポートのために水産関連の情報を求めている人」に決定。
- 作ったサイト構造をペルソナの立場に立って検証→修正→検証→修正・・・
- 捕鯨はキラーコンテンツ。
という感じで話し合いました。
他のグループの発表でも、やっぱりペルソナはいらない、としたところもありましたし、ビジネスモデルがない時点でペルソナは作れない、という意見もありました。確かにページビューが増えたり、どこかをクリックされたからといってお金が入ってくるわけではないですし。
あと、今回の目的はサイトストラクチャの作成だったんですが、宿題に出たペルソナという方にみんなちょっと気を取られすぎていたかなぁと思いました。手段が目的化してしまったというか。
やっぱりチームによって着眼点が全然違ったりして、いろんな発見があって面白かった。自分がやりたかったのってやっぱりこれなんじゃないだろうか――とか考えてしまいました。もしかしたら自分の今後に影響を与えることになったかもしれない一日でした。
おまけ
こういうのがあったらいいんじゃない的なグッズには、付箋や色鉛筆の他に、履歴書がありました。これを埋めていけばペルソナができるじゃん、と言われて、なるほど、と思いました。
あと、自分のチームのリーダーはネイティブアメリカンのトーキング・スティックというものを持ってきていました。これは、このスティックを持った人が発言権を持つというもので、持ってない人は喋っちゃいけないとかいろいろ使い道があるようです。今回はみんな積極的に話していたので、あまり出番はありませんでした。