【スマホ集中連載 第7回】 小技紹介 “Android端末で画面キャプチャを撮る方法 (Win/Mac)” – livedoor ディレクターブログ
“Android キャプチャ”でググるとトップに来るこちらの記事ですが、情報が古くなっていたりなぜだかうまくいかなかったりするので補足しておきます。Windowsのみです。
環境
Windows7 Pro/32bit
SoftBank HTC Desire HD 001HT
Docomo REGZA Phone T-01C
手順
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Java SE DownloadsからJDK(Java SE Development Kit)をダウンロード&インストール
左端の Java Platform (JDK) 7 をクリック
Accept License Agreement をクリックして
32bit OSの人は jdk-7-windows-i586.exe を、
64bit OSの人は jdk-7-windows-x64.exe をダウンロード&インストール -
Android SDK | Android DevelopersからAndroid SDKをダウンロード&インストール
JDKが入っていない場合はこのような画面が出る。
しかしこのインストーラーにバグがあり、JDKをインストールしたはずなのにこの画面が出てくる罠がある。
答えは「一旦Backで戻ってNextを押す」。これだけで次に進めるようになる。Android SDKは初回起動時にいろいろダウンロードしながらインストールするみたいなのでかなり時間がかかる。
ファイルを使うだけなのでインストールは不要という情報もあったが未確認。なんだかインストールが完了したかどうかがわかりづらい。installedとか出たらたぶん終わり。
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システム環境変数を編集
コントロールパネル>システム>システムの詳細設定>詳細設定タブの環境変数>下段のシステム環境変数
[新規]ボタンを押して以下を入力
変数名 : ANDROID_HOME
変数値 : C:\Program Files\Android\android-sdk
※元記事だとフォルダ名がandroid-sdk-windowsになっているが、自分の環境ではこのフォルダは作成されてなかった。
うまくいかなかったら実際のインストール先(C:\Program Files\Android)にあるフォルダ名を確認。同じくシステム環境変数の変数名からPathを見つけて編集
変数値がすでに入っているので末尾に以下を追加
;%ANDROID_HOME%\tools;%ANDROID_HOME%\platform-tools - Android端末をUSBデバッグモードにする
設定>アプリケーション>開発>USBデバッグにチェック - 端末とPCをUSBで接続
(大抵の場合Android端末のドライバのインストールが必要。) -
C:\Program Files\Android\android-sdk\tools の ddms.bat ファイルをダブルクリック。
Dalvik Debug Monitorが起動する。少し時間がかかる。 - Dalvik Debug Monitorが起動してこのようにデバイスが表示されていればOK。
上部メニューのDevice>Screencaptureでキャプチャできる。
デバイスが表示されない場合は大抵Android端末のドライバがインストールされていないか、USBデバッグモードになっていない。
メニューがグレーアウトしてる場合は一覧の端末名をクリックしてアクティブにする。
その他
- 以前のバージョンのAndroid SDKとはadb.exeの場所が違っている。現在はplatform-tools直下。
- ある日Dalvik Debug Monitorを立ちあげたらエラーが出たので見てみるとadb.exeがなくなっていた。原因不明。
SDK Manager.exeを起動すると勝手にアップデートが始まり、adb.exe復活。 - 端末のドライバは各メーカーのHPから。トラブったら”[端末名] ドライバ”でググる!大抵何か出てくるはず
追記(2012/2/24)
Android 4.0ではUSBデバッグモードは設定>開発者向けオプションの中。