[Web標準の日々レポート]情報アーキテクチャ入門(長谷川敦士氏)

情報アーキテクチャ入門(長谷川敦士氏)

最後!
コンセントの長谷川敦士さんです。
元ネットイヤーグループの方ですが、それ以前にはスーパーカミオカンデで研究とかしてたそうです。スゲー。

情報アーキテクチャアソシエーションジャパン – IAAJ: Information Architecture Association Japan ? IA Tool/Resource


情報アーキテクチャとはなにか

  • 情報アーキテクチャ=ワイヤーフレームというわけではない
  • アメリカの学会ではIAの定義についてはこだわらない方向になっている
  • 「情報アーキテクチャ」
  • インフォメーションアーキテクト
  • ラベルが多く貼られた駅の券売機の例
    • 何世代もバージョンアップが図られているはずなのに、適切なデザインがされていない
  • ユーザーとコンテンツをどうつなぐか。
  • 正確な情報とわかりやすい情報はイコールではない。
    • 8割に理解させるようにはしょる場合もある
    • (特にマニュアルやドキュメントを書くときなど)
  • 内部構造だけでなく、検索エンジン、RSSなどからの導線も含めての道筋設計が「情報アーキテクチャ」

どうやって情報アーキテクチャを設計するか(サイト構造編)

  • フェーズ
    • 戦略→設計→制作→運用
    • 戦略から設計にかかっている。
  • ジェシー・ジェームス・ギャレット(キタ!)
  • いわゆるワイヤーフレームを先に作っておくと便利ではあるけど、デザインの自由度が狭められてしまう。
  • グラフィックデザイナーがワイヤーフレームをつくる。すくなくともデザイナーが議論に加わる。
  • 本来はワイヤーフレーム作りはデザインの知識が無い人がやる作業ではない。
  • サイト構造定義までのフロー
    • ユーザーの類型化、洗い出しなど、ブレストを行うことが多い

途中で行われたワークショップでは、付箋が配られ、このイベントに来るであろう人の属性を思いつく限り書き込んで、それを分類していくという作業が行われました。整理してブレスト→整理してブレスト、と繰り返して分類・類型化を行うそうです。

このセッションの前のディレクショントラックではbAの森田雄さんがお話されていたんですが、「先ほどの森田さんのお話でもあったように・・・」みたいな話が度々出てきまして、「いや、俺それ聞いてないし」とか思ってしまいました。
また、ワークショップの際にも付箋に(確か)「属性」を書き出して、と言っていたと思うんですが、そもそもこの場合の属性って何?って感じだったので(ほかにも勘違いしている人がいた)、入門としては若干説明不足のところがあったんじゃないかなぁと感じました。

実はこの前の棚橋さんと長谷川さんはmixiのコミュニティ上で自分が出演をリクエストしてたんですが(それが通ったのかは謎)、どちらも消化不良な感じになってしまって残念というか悔しいです。勉強します。

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